mmaresuke’s blog

コロナに罹患し、療養施設に入所した体験などを書いています。

後遺症のデータ把握しないの??

コロナから快復して一ヶ月以上経ちました。

ただ、私が感染した時よりも感染拡大しており、私のいた宿泊施設は60名以上が療養しています。私の時は約20名だったので、3倍以上になります。

感染拡大を阻止するのが第一ですが、通勤電車は混んできたし、職場ではテレワークや交代出勤も全くされていません。それどころか来年度の飲み会幹事の選挙までやる始末、、

私が感染して職場に迷惑をかけたので言えませんが、職場閉鎖までしたのに、その経験が職場に全く活かされないんだなあと寂しなりました。

また、感染者数の累計は当然増加するので、今後後遺症について議論が必要になると思います。そのためには感染者の快復後の症状を国や県が定期的に把握し、ビッグデータとして蓄積する必要があると思っています。しかしいくら待てど暮らせどその動きは全くなく。。。国や県からは本当に何も連絡等がありません、、、。

症状は日々変わりますし、記憶も薄れるので定期的に症状を把握、記録、蓄積することがとても重要だと思うのですが、、国や県のこの対応は本当に大丈夫?と心配にもなり、悲しくもなります。。

忘年会

コロナ感染の方が増えています。

私のお世話になった宿泊療養施設は入所者が20名位でしたが、40名以上に増えていました。。

感染した方やご家族も心配、不安だと思いますが、水分補給をしっかりして、休養栄養をつけ療養して下さい。必ず良くなります。

施設運営の方や地自体、保健所の方も業務が増えると思いますが応援しています。

国の上の方はなかなか対策を取りませんが、現場の方と患者さんの相互の協力で乗り越えたいと思っています。

さて、我が職場では、次年度の飲み会幹事の選挙が始まりました。。。コロナが来年度には収まるとでも思っているのか、また派遣の方や非常勤の方など働く方が多様化している中で、毎月飲み代を徴収し、下の方が管理する、欠席者は毎月の飲み代をドブに捨てるようなもので本当に必要なのか、、見直ししないのか、声が上がらないのが不思議でなりません。有志で飲み会するのは構いませんが、飲み会費を半ば強制徴収するのは時代遅れな気がしてなりません。

自宅療養と宿泊施設療養について

コロナ患者拡大を受け、札幌市が自宅療養を容認しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e140137d25e467548cfaf4fa6ad5638561a7ef

この措置について、不安の声があるのは理解できます。ただ、病床や部屋数に限りがあるので致し方ないかと思ったりします。

まず、宿泊療養施設に入所しても自宅療養と変わりません。療養施設に入っても診察や検診といった医療行為は一切なく、急変したとしても優先的に治療を受けられるということもありません。ただ救急車が呼ばれるだけです。自宅療養と施設療養で医療措置は全く変わらないと思います。

ただ、自宅療養は同居家族に感染させる怖れがあると思います。これは患者も家族も共に気を遣い疲れます。また、シングルマザーの方や家族や本人が介護等必要な場合は施設療養は難しいだろうと思います。軽症以下は、自宅療養を基本とし、その代わり食事等の配達を公費で行うとか、自宅療養の支援策を充実させるのが重要なように思います。

それぞれのメリット、デメリットがありますが、一番重要なのは患者は感染させないようにする気持ちが重要な気がします。自宅療養だと患者が自宅待機を無視すれば、外出も可能ですので。

ただ、実際は無症状の方や、感染してても気がつかない方、医療機関を受けない方などが多数いると思います。。軽症以下であればわからないのではないでしょうか。

【自宅療養のメリット】

ネット通販などで自由に購入できる。

施設入所準備等が不要。

【自宅療養のデメリット】

ネット通販などは自費負担

患者の意識が低いと外出可能

同居家族にうつすおそれあり。

 

【宿泊療養施設のメリット】

滞在費用は0円

同居家族にうつすおそれがない。

【宿泊療養施設のデメリット】

支度が面倒

好きなものを飲食できない。

コロナ後遺症

施設療養を終えて一ヶ月以上経ちました。

日常を取り戻しつつありますが、未だに嗅覚異常と疲れやすさが残っています。コーヒーは相変わらずインスタントとドリップの違いは相変わらずわかりませんし、プレモルとPBの第3のビールの区別も香りではつきません。

嗅覚が戻らないと、高いものを食べても意味ないので、ある意味経済的ではありますが、臭いで異常を察知できないのは困ります。例えば腐っていても、ガス漏れしても気が付かないという感じです。

疲れやすさも相変わらずです。

あと頭が回らなくなったのかも、、、

ただ髪が抜けるとかはいまのところありませんし、熱もずっと平熱です。

協力会社

私のいた施設では以下の会社さんが、施設に差入れいただいたり、ご協力いただきました。(私の入所期間中の範囲ですみません。。これまでもっと多くの方から支援いただいていると思います。)

コロナに罹患した不安や、後ろめたさなどがある中、応援されている、支えられてると勇気づけられました。入所者の一人として、本当に感謝いたします。

・湘南菱油株式会社

https://shonan-ryoyu.co.jp/

伊藤園横須賀支店

https://www.itoen.co.jp/

・神奈川新聞

https://www.kanaloco.jp/limited

・株式会社ビューン

https://www.viewn.co.jp/

 

 

コロナからの職場復帰

退所した時点で職場復帰は可能となります。ただ、それはあくまでも神奈川県の見解。実際に職場復帰の時期を判断するのは職場です。

水曜日に退所した旨職場に連絡をすると、とりあえず今週一杯は自宅で療養するようにと指示がありました。

コロナに罹患したせいで、三日間職場は閉鎖となり、担当業務は他の方がしてくれたり、感染の不安を招いたなど職場には迷惑をかけたため職場復帰にあたりっては謝罪しなければという思いと、罪悪感が強くなりました。

ただ、どう謝罪して良いのか、お菓子を持っていったとしても感染者からのお菓子など食べたくないのではないか、色々悩みました。

職場復帰当日、悩み後ろめたい気持ちで一杯でしたが、何より謝罪しなければという思いだけで出社しました。ただ、出社すると拍子抜けするほど何もありませんでした。悪い言い方すれば、皆さん無関心という状態。課長にだけは謝罪できましたが、部長以上やフロアの方への謝罪などは一切不要、むしろ禁止されました。職場の見解としては、誰でも感染する危険性があること、感染=謝罪する前例を作りたくないとの判断のようでした。

職場の見解は理解できますし、ありがたいことですが、私にとっては逆に非常に辛いことでした。理屈と現実は違うからです。

罹患により迷惑をかけた事実があり、謝罪したいのに、謝罪さえできない、許されないのは実に苦しいことです。迷惑かけたのに挨拶もない、礼儀知らずだと思われても仕方がないと思います。それに耐えなければなりません。理屈のみで、自然と湧いてくる謝罪の気持ちを封じられてしまう、許されないのというのも逆に負担でしかありません。勿論、謝罪したから許されるというものではありませんが、心苦しさをずっと背負い続けさせられることになります。この苦しみは今も続いています。。

もしくは感染した私と会うことは感染の危険性するかもしれないから関わりたくないのか、会社にとって無価値、厄介者だから会う必要がない、無関心なのか、本心がわからないので色々考え、苦しんでいます。

感染したことを謝らなくてよい、という理由は良くわかります。ただ、一言の謝罪自体も出来ない、許されないというのは、ある意味で自然に湧いてくる感情を殺せと命令されているのに等しいように思います。謝罪して済む問題ではありませんが、かといって必要以上の配慮や理屈のみの整理は、却って不自然で、感染した者を苦しめる、悩ませ続けることになるのを理解していただきたいと思います。

コロナに罹り、療養施設を退所した今も嗅覚は戻っていませんが、それと同じくらい謝罪したい気持ちを理屈で封殺されたことは私を苦しめています。。

コロナ療養施設退所日当日

私の退所時間は9時半でした。

それまでに出来る限り部屋の掃除と、部屋のごみをエレベーターホールのごみ捨てに持っていきます。

施設での療養期間は一週間。はじめは不安でしたが、療養に専念でき、食事も美味しく、いつの間にか居心地が良くなっていました。むしろ退所後の職場復帰の方が気が重くなります。。。

9:10位に連絡があり、今から入口の階にエレベーターで降りてきて下さいとのこと。部屋を出て入口に向かうと、入所時と同様、ロボットが本人確認、カードキーの返却など指示してくれて退所手続き終了です。

外に出ると施設に来た時の専用車が待機しています。この日退所するのは、私ともう一人若い男性の計2名。車に乗込みます

最寄駅までの車内は終始無言。最寄駅に着き療養施設での生活は終了しました。